未来へのロボット化

P-Robotは、サルバニーニのパネルベンダーとロボットを組み合わせた新しいアプリケーションです。キット生産(セット流し)、ロット生産、1品生産を自律的に行います。P-Robotは、プログラミングしやすく、使いやすく、サルバニーニのパネルベンダーの柔軟性と生産性を飛躍的に向上させる、スマートなソリューションです。

アプリケーション概要

P-Robotは、標準的なP1PXP2P4パネルベンダーのいずれにも使用可能です。P-Robotは、搬入/搬出のみを行うことも、パレットの自動移動のための装置を装備することも可能であり、また、例えば、ラベリング、レーザーマーキング、リベット締め、溶接、コーナー成形用に他設備との統合を行うことも可能です。

パネルベンダーが使用する万能汎用金型は、機械停止時間や手動による金型交換なしに、加工サイクル中自動的に材料形状に合わせて調整することができ、1個生産やキット生産(セット流し)を可能にします。

MOVEソフトウェアがパネル曲げプログラムを取得し、ロボットの軌道を自動生成します。オペレーターが少数のチェック位置を確認したり、必要であれば修正したりするだけで、ロボットのプログラミングは完了です。

P-Robotは、現在の生産ニーズに基づいて最適な戦略を選択できるため、サルバニーニのパネルベンダーの柔軟性生産性の向上につながります。

P-Robotは自然にR2R(ロボット・トゥー・ロボット)モードで動作し、パーツの搬入/搬出や、必要に応じて集積を行います。また、同じくP-Robotは異なるモードで、シームレスに、かつ金型交換することなく稼働することができます。R2H(ロボット・トゥー・ヒューマン)モードでは、平らなパーツの搬入のみを行い、オペレーターはパネルの搬出を行います。H2R(ヒューマン・トゥー・ロボット)モードでは、平らなパーツを作業エリアに搬入するのはオペレーターで、サイクルの終了時にロボットがパネルを搬出します。パネルベンダーはまた、オペレーターがすべて管理を行う作業にも利用可能です。

 モジュール式レイアウト
 フレキシブルな自動化
 スマートティーチング
 生産の汎用性
  • 標準パネルベンダー

    P-Robotは、標準的なP1、PX、P2、P4パネルベンダーのいずれにも使用可能です。また、ロボットと統合されても、パネルベンダーは、従来から管理されているあらゆる作業にいつでも対応することが可能です。

  • 着脱可能な吸着装置

    吸着装置 は、2つの側面にサクションカップを備えており、曲げられたパーツをピックアップし、これから曲げ加工を行う新しいパーツを、サイクル中に迅速に位置決めします。これにより、シートの搬出入サイクルの最適化、生産率の向上、待ち時間の短縮が可能になります。 

  • 容易なプログラミング

    一般的にSTREAMBENDを使ってオフィスで作成されるこのプログラムは、P-Robotでもロボットのないパネルベンダーでも、修正の必要なく使用することが可能です。

  • スマートティーチングシステム

    機械に搭載されたMOVEソフトウェアがパネル曲げプログラムを取得し、ロボットの軌道を自動生成します。オペレーターが少数のチェック位置を確認したり、必要であれば修正したりするだけで、ロボットのプログラミングは完了です。

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P-Robotは、標準的なP1PXP2P4パネルベンダーのいずれにも使用可能です。パネルベンダーの詳細については、専用ウェブページをご覧ください。

P-Robotは、現在の生産ニーズに基づいて最適な戦略を選択できるため、サルバニーニのパネルベンダーの柔軟性と生産性の向上につながります。
またP-Robotは異なるモードで、シームレスに、かつ金型交換なしで稼働することができます。

  • ロボット・トゥー・ロボットは連続生産に

    無人運転や、一人のオペレーターが多数のシステムを監視する生産現場では、P-Robotは自然にR2R(ロボット・トゥー・ロボット)モードで動作し、パーツの搬入/搬出や、必要に応じて集積を行います。

  • ロボット・トゥー・ロボットはキット生産に

    P-RobotのR2R(ロボット・トゥー・ロボット)モードは、パネルベンダーの下流でオペレーターが二次加工と組み立てを行うキット生産にも適しています。

  • ロボット・トゥー・ヒューマン

    R2H(ロボット・トゥー・ヒューマン)モードでは、平らなパーツの搬入のみを行い、オペレーターはパネルの搬出を行います。これは、オペレーターが別のワークステーション、例えばプレスブレーキや溶接機でパネルの加工を完了しなければならない場合に有利な戦略です。

  • ヒューマン・トゥー・ロボット

    H2R(ヒューマン・トゥー・ロボット)モードでは、平らなパーツを作業エリアに搬入するのはオペレーターで、サイクルの終了時にロボットがパネルを搬出します。多様性が非常に高い1個生産を管理するのに便利な戦略です。 

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ソフトウェア

産業は時代と共に変化し、現代において柔軟性と効率は、ますます小さくなっているロットサイズや速い製品番号の回転率の管理に対する基本的要件です。 そして、テクノロジーの発展は何らかの形で負荷を生んでおり、それはますます高速化する最新のシステムでさえもプログラムが専用化される事から、結局その運用にかなりの労力を要するようになっているためです。機械の効率向上のためにソフトウェアがますます重要になってきているのはこれが理由です。

STREAMは近代産業のニーズに対してサルバニーニが提示するソリューションであり、反応性を向上させ、コストを削減し、操作誤差、加工工程の無駄を減らすプログラミングスイートです

OPSはサルバニーニのモジュラー生産管理ソフトウェアです。生産プロセス全体を最適化し、機械と工場のERP/MRPの間で リアルタイムの情報をやり取りします。

SalvagniniのIoTソリューションであるLINKSは、パネルベンダーの全体効率を高めます。このソフトウェアによって、機械性能のリアルタイムでのモニタリングや、独立した分析が可能になります。